ガルパン最終章4DX-1話+2話感想・ネタバレ含のやや長文
人生初の4DXを、まさかのガルパンで
昨年(2018年)全話レンタルし、追いかけること約1年。6月公開の最終章2話に行けなかったので、またレンタルで気長に追いかければいいかと思っていた矢先に4DX化してくれたので、飛び込んできました
気が付けば友人に追い付き追い越し
沼に飛び込みスケキヨ状態
その後ズブズブ沈んで溶鉱炉サムズアップ
はい、今なら分かります
最終章1話
冒頭でいきなり試合。集中砲撃を受け追い詰められる大洗女子から始まり、偵察ミスを謝罪する秋山殿と、私の出身校と言う大学選抜チーム副官アズミ
ここに至るまでの回想という形で本編スタート
夏の大会で優勝し(アニメ本編)、大学選抜チームとの試合で勝利し(劇場版)、廃校を免れて生徒会3名は引退。…が、ここでまさかの河嶋桃留年疑惑浮上
桃ちゃん、ここで外す…?
厳密には留年でなく、行ける大学が無いという残念成績で、模試?の結果では「記念に受験してみるのも」…と書かれるレベルの成績
桃ちゃんは、自分が残せるものは戦車くらいと言い、学園艦に眠る1両の存在を確認。まだあったのか戦車
ガルパンは物語上戦車ばかりで、勉強してるシーンは無いに等しく、学業面で判明してるのは冷泉さんが学年首席ってところくらい(ドラマCD等の情報は未確認)
大学のレベルも、何処を基準にどう評価していいのか分からないけど、会話の流れから「ここもダメ?」な状態であると推測。そんな中、西住姉や大学選抜チームの方々が戦車道推薦枠で進学しているらしく、冬の試合で成績が残せればAO入試を狙えるという流れに
船底にあるらしき戦車を冬の試合で使おうと、あんこうチームとそど子の6名が船底エリアに突入。学園艦に関してはオマケOVAにありましたね(レンタルDVDには無かったので友人から借りた)
その更に下のエリアは、不良の溜まり場
校則違反らしいですがロングスカート好きです
バリケード有刺鉄線を新生徒会長、華さんが自前のハサミ(華道用?)で切って突入。途中、不良2名からそど子が拉致られ、追いかけるあんこうチームの面々。曲がって登ってポールを降りて、辿り着いたのは洒落たBAR
雑用係にされていたそど子を解放すべく、ついでに戦車の情報を得るべく何故か勝負することになるも、
いかり結びは秋山殿がクリア
手旗信号は武部さんがクリア
指相撲は冷泉さんがクリア
格闘戦は西住さんが全ての攻撃躱し、バーカウンターの向こうへお辞儀だけで巨体を投げるという技を披露…これぞ西住流?
最後はBARのリーダーお銀と華さんの一騎打ち
ドレイク船長も逃げ出すらしい激辛ノンアルコールラム酒(直飲み可の激辛調味料?)をテキーラショット風に飲み比べ勝負をして、約10杯目で花さんの勝利
そど子が解放され、桃ちゃんと面識のあったBARの面々が一転して協力的になり、燻製機として使っていた菱形戦車を発見
竜巻のお銀
爆弾低気圧のラム
サルガッソーのムラカミ
大波のフリント
生しらす丼のカトラス
5名がサメさんチームとして参戦、搭乗
あまりの流れの早さに廃校危機の時コイツら何してたのかとか、秋山殿が柄付手榴弾を使おうとしてたとか、いろいろと疑問に思うところあったけど、サクサクと冬の大会の開会式?へ
1回戦はBC自由学園に決定
BC自由学園側は夏の優勝校と当たってしまったと嘆き、金髪の押田と黒髪の安藤の喧嘩が始まる。フランスってことはベルばらで、オスカルとアンドレ?隊長もマリーと、やっぱりフランスですね
秋山殿恒例の潜入調査でも、内部進学のエスカレーター組と外部進学組で旧フランスの様に揉めている様子で、1回戦も喧嘩しながら遅刻ギリギリな状態。隊長マリーはケーキに夢中で無関心。挨拶で礼も無しという振る舞い
試合会場はまさにフランスの田舎っぽいところ
仲が悪い2人の部隊にレオポンさんチームとアヒルさんチームで偵察させ警戒しつつ、残る大洗は隊長車狙いで進行。敵フラッグマリー部隊はペタンクしているという無警戒っぷり
大洗一行は敵隊長車に近付く為に静かに橋を渡ろうとするが、橋の両端を破壊され孤立。喧嘩して仲が悪いと思わせていた押田、安藤は偵察させていた各1両を見事に足止めさせ、孤立した大洗一行に向け一斉砲撃
ここから話が冒頭に繋がる
列最後尾に居たサメさんチームの菱形戦車の全長を生かして足場にし、大洗一行は橋から抜け出すことに成功
BC自由学園も一時離脱し再編成
最後はプラウダみたく歌って行進
「玉葱の歌」
あのクラリネット大破の原曲ですね
そうだよ、アレもフランスの曲だ
最終章2話
喧嘩という演技?から一転してお互いを褒め合う押田と安藤のベルばらコンビ。BC自由学園はボカージュという生垣エリアで穴熊(ケーキタイム)するという作戦に
Vive la BC!
ボカージュでの作戦は世界史かテレビで聞いたことあるなぁ(心のBGM「パリは燃えているか」)
大洗は橋でのピンチを反省し作戦の立て直し
秋山殿は自分の偵察ミスを嘆くが、偵察映像で見る限り学内での喧嘩は演技だと考えにくい。急ごしらえのチームワークなのでは?という発言と、相手チームの車両がカモさんチームの車両に似てるよねという発言から何か閃く西住さん
ボカージュに進軍し、敵の位置情報を確認、カモさんチームに何か指示
ベルばらコンビはボカージュに侵入してきた大洗に対応
隊長のマリーはボカージュ中央でシートを広げ優雅にケーキ
最も辛抱強い人に勝利はやって来るの
って誰かが言ってたわ
…確かナポレオンだったかな?
将棋で言う穴熊で、守備は完璧
だったのだが…
大洗の攻撃から安藤を援護していた押田だったが、何故か安藤側の車両から攻撃を受け、一度抗議。誤射?まあいいか。と、思っていたところにもう一撃
BC自由学園のチームワークが壊れ、大洗を無視してベルばらコンビ同士の戦いになり、同士討ち。隊長マリーは状況を知らないまま変わらず優雅にケーキを食べていたのだが、戦っている相手が味方同士と知るとケーキタイムを大慌てで中断。押田と安藤の車両の前に割り込み、帽子と扇子を砲塔に突っ込ませアイアンクロー・フロムボカージュ対面式風に仲裁
攻撃していたのは味方ではなく、カモさんチームのルノーB1bisでした
僕みたいな戦車素人ならともかく、味方チームの車両把握できないものなのかと思うところもあるけれど、ボカージュという生垣で車両の判別がつきにくいという点と、間に合わせのチームワークに元々あった確執が仇に。穴熊の守備が崩れ、再度「玉葱の歌」を歌いながら撤退をするも逃げ切れず、大洗女子の勝利に終わる
ベルばらコンビはOGのアズミに謝罪しつつ、反省
チームワークさえあれば優勝校も追い詰められることを学習
試合が終わればノーサイド精神で、アンツィオ校と同じく大洗女子にケーキを御馳走し1回戦は無事に終了
その後2回戦までの休息&日常タイムへ
西住さんは島田隊長とボコミュージアムを満喫。知波単の福田こと福ちゃんがアヒルさんチームバレー部組と「たらし焼き」を食べ、その食べ方から戦法を学習
桃ちゃんから武部さんへ広報引継ぎ
文具店を営んでいる実家紹介。桃ちゃんにはなんと兄弟5人もいて、病弱気味の母と貧しそうな生活で勉強に集中できない背景が伺える
聖グロ、アンツィオ、サンダース、プラウダ、継続、黒森峰もチラッとだが1回戦突破するシーンがあり、よかった継続高校出てるよと安堵。それはそうとサンダース大付属と戦っていた青師団高校は巨乳揃いで服装規定違反ではないのか…
大洗の2回戦
相手はコアラを隊長とするコアラの森学園を倒して1回戦を突撃突破してきた知波単になりました
試合会場は密林…
今回の知波単は全然違う
旗を掲げていたサメさんチームが木々に阻まれていたところに足踏み突撃し、撃破したところでサヨナラ突撃。その他にも遠隔突撃、のんびり突撃、ごきげんよう突撃と、戦法が変わり、代わりにエキシビジョンマッチの残念さが何処かへ突撃した模様。旗を掲げていたために撃破されたのを「歴史は繰り返す」と語るカバさんチーム。今じゃ懐かしい聖グロ戦ですね
戦いは長期戦、夜戦に突入
夜は元気な冷泉さん
途中カモさんチームがぬかるみにハマるというアクシデントが発生するも、ぬかるみを生かした作戦を思いつく西住さん。転んでもただでは起きない精神ですよね
知波単は夜戦が初という福田を元気付ける為に熱唱
これは突撃なのか?
突撃とあるから突撃だろう
という突撃漫才の天丼が新スタイルに
川辺にてワニに偽装した知波単の攻撃にひるむ大洗
水陸両用車?そういうのも、あるのか?
フラッグ車を守っていたレオポンさんチームが履帯を切られ撃破されるという、知波単の突撃っぽくない突撃に苦戦しつつも、大洗は知波単を誘導し罠にはめることに成功する
窮地に追い込まれた知波単
そこで西隊長がまさかの決断
「全力で戦って勝つことこそ、西住さんへの恩返し」
「転進ではない、撤退だ」
「我々は変わらなければならない」
突撃はしない。包囲される前に撤退をする。
今までの知波単では考えられない選択。アヒルさんチームのバレー部面々も思っていた通り、映画を観ていた僕も変わった知波単に感動。こういうスポーツ(戦車道)精神良いよね
と言ったところで2話終了
ここで終わるのかぁ!
こりゃ3話はレンタルでいいとかとか言わず、ちゃんとスケジュール調整して映画館に足を運ばなくてはいけないな
4DXについて
繰り返すが人生初の4DXがガルパン
4DXは値段もそうだけど、テンション高い人向けな演出なので、僕みたいな遊園地すらそう楽しめない人種には、壁が。しかし、観てない最終章2話に1話がセットなら、4DX価格でも?と、ね
実は1話は準新作レンタルで一度観てるんですよね
だからまあ、日常パートでも学園艦最下層でアップダウンが激しいところがあったり元々4DXを意識した映像しているよなぁと、(絶叫系が苦手とかではないが)心の準備が出来ていたのが良かったのかもしれない。で実際、OPでも日常パートでも上下左右に座席がガタンガタンして、臨場感が無駄に凄い。試合が始まってからが4DXの真骨頂ですね
今更だけど戦車だよ?
そりゃあ…凄い!
キャタピラ無限軌道で足元からガタガタするし、背中に衝撃ガンガン入ってくるし、水飛沫に雨で軽く濡れるし、砲撃が響く。僕にもう少しNAdと5-HTがあればパンツァーハイを起こしていたことだろう
ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!
残念ながら、まだそのテンションにはなれず
何分低血圧なもので…。その上公開初日の朝イチの回だったので
頑張って予定作ってかなり前のめり
僕は逆に突撃することを学習したんです
これでも成長してるのです
総評っぽいもの
アニメ本編でもそうだったけど、戦車知識とかドラマCDとかアンソロ単行本とかの予備知識が無いなりに楽しめる作品。ここまで来ると逆に映画を楽しんだ分だけ、自分の予備知識の無さ、勉強不足感を悔やむばかり。アニメという形でこそ追い付き追い越したとはいえ、僕はまだ入って1年の新参者だからね。アニメ放送時からずっと待ち望んでいる歴戦の猛者とは熱と視点が違うのです。僕はもう少し世界史ネタに注目すべきかな?
あとは自分の形でどうにかガルパンをネタに昇華できる機会を伺う…
Ⅳ号H型がなかなか出なくて…
最終章は全部で6話?
3話で知波単が決着するとして、次がもう準決勝で直ぐ決勝だから、4話5話が準決勝で5話後半で決勝に備えた日常パートを挟み、6話は最初からずっと試合形式かな?でも映画だから尺がまた違うか。決勝前半戦が5話で後半戦が6話だと、公開を穏やかに待てる気がしない
個人的には準決勝が継続で、決勝が聖グロが良いかな
アニメ本編で試合してないところと勝ってないところが欲しいね
ってのは建前で、継続高校ミカさん好きです
トーナメントの並びでは準決勝なので、決勝はアンツィオ・プラウダor黒森峰を倒して聖グロが来てくれないかなあ、とね
映画続編を気長に待ちつつ、それまで既出の戦車の勉強します!
1~12,OVA&劇場版感想は↓