零霊散の備忘録

平成生まれの30代。最近は競馬ばっかり書いてることに気付いた。

京都開催、春

※2023年167回天皇賞(春)感想メインの競馬記録

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ついに改修工事が終わって京都競馬場でG1レース開催
京都での最後のG1はコントレイルがクラシック三冠達成した2020年の菊花賞だったかな?
約3年ぶりの京都開催。この3年間で良い感じの漬物みたいになってる私

幸か不幸か、感染事情で自粛自粛の陰鬱な空気。唯一と言っていいくらいに清涼感を与えてくれる競馬。歴史に伝統ある地元のお祭りとかも自粛だったのに、変わらずに開催してくれた競馬は本当に有難い。そういうのもあって、我ながらこんなにハマるとは思ってなかった競馬。良い感じに熟成、発酵が進んで今じゃ納豆とかチーズみたいになっている
京都という繋がりから京アニの『氷菓』千反田さんの台詞『私、気になります!』ってしつこいくらいにツイートをしまくってましたw

縁があったら行ってみたい京都競馬場
テーマパーク感覚4割、博物館感覚6割
競馬が分かるようになると競馬場が楽しい

 

前置きが長くなったけども本題

歴史に伝統に格式あるG1レース、天皇賞(春)
ついに京都開催
お客さんもいっぱいで、ランドのパレード再開を喜ぶ人もこんな気持ちなのかなとドキドキとワクワク、少しソワソワ。G1ファンファーレのあの盛り上がり。戻ってきたぜ!と言わんばかりに、自粛の抑圧から一気に開放する爽快感…だった。苦味が残ったレース内容。1番人気タイトルホルダーがレース中の故障、競走中止

レース内容、レース展開を詳しく分析できるレベルでは全然ないけど、スタートは良かったと思う。アフリカンゴールドにタイトルホルダーが逃げで先頭を、っていう展開は想像通り。2コーナーでタイトルホルダーが先頭を取り返し、までは良かった。最初の異変はここから。アフリカンゴールドが控えて、作戦か?3200だから早くも消耗してしまったか?と思う間もないくらい、故障を確信するレベルのフェードアウト。ただアフリカンゴールドには申し訳ないけど、この時点での驚きはそんなになかった。みんなのKEIBA:フジ系列の実況が指摘していたように、本命にしていたジャスティンパレスがいい具合に外に出していて、良いぞ良いぞとテレビ画面を見ていた。坂を上って第2の異変。実況も指摘。タイトルホルダーが先頭を譲る。有馬記念での不安があったからなー、と瞬間的に、チラッと頭をよぎって映る嫌な後退。転倒、落馬ではなかったがふいに脳内で重なるライスシャワー。そこからレース内容があまり入って来なくなり、ジャスティンパレスが先頭1着、懸命に食い下がるディープボンド2着に迫るシルヴァーソニック3着の決着。お、おう?という具合

馬券は的中…なんだけど。10分15分呆然としてた
遅れての馬券、的中報告ツイート

こういう的中した時くらいしか馬券の画像をわざわざ撮りにいかない。スマホだと馬券が表示されないし、単複応援馬券で『がんばれ!』が無いのがネット馬券の惜しいところ。テレビ中継が終わってPCを立ち上げる時間ずっとモヤってた。久々の的中、しかもG1。何だったら同一G1-3連覇達成という快挙

マルチで買っていたとはいえ、馬単で的中。本命が1着。しかも2023年入って今のところ最高額5990円の払い戻し。天皇賞(春)だけで並べて見ても最高額。今年は慣れないところも予想し買っていたとはいえ、当たりが全然無かったから嬉しい。だけどなんか喜ぶに喜べないのは、やっぱりタイトルホルダーの競走中止
1番人気でオッズの関係もあったとはいえ、前年の勝ち方は本当にすごかったし実力は買ってた。いつも通りの3連複にしていれば初の万馬券的中もあったのに、っていうオチはあるんだけど、3連複1頭軸流しでガミるリスクの大きさ、フォーメーションで工夫する難しさ、何よりタイトルホルダーを完全に消す、外すという勇気はなかった。万全の状態であれば余裕の1着連覇達成が簡単にイメージできるからだ。CMでも関係番組でも予告で煽っていたように、連覇達成か⁉︎新王者誕生か⁉︎みたいなバチバチのレースが見たかった、というのが本音。タイトルホルダーが1着で馬券ハズレても、ああやっぱりタイトルホルダー強ェな、で納得できるし覚悟はあった

ただ上記したように有馬記念での不安もあったから、3着以下に沈んでしまう可能性も予想しての馬券で馬単。そこは競馬だ。それで済んでくれればまだ馬券的中を大きく喜べたんだけど、まさかの競走中止というのは本当にショック。今にして思えば細江さんだったり安藤さんが異変を察していたんだけど、正直全然分からなかった。1番人気だからこそのケチと言うか、不安くらいのものと思っていた。ツイートを誤字った*1ことに気付くのにも時間がかかった。中途半端に的中の喜びもあったから、軽減してのSANチェックSAN値-3あったと思う。馬券の的中で結果的にプラマイ0になった感じではあるけど、1番人気だったし大本命で馬券買ってた人はそりゃ悲鳴だよね。中継でも聞こえたざわつき、どよめき。お客さんが入っているだけに色濃く伝わる。昨年の166回天皇賞(秋)はパンサラッサの大逃げに、戻ってきた大観衆が大歓声で、っていう内容だったから秋と春で反転してしまった印象。無事だったのは不幸中の幸いだろう

 

まあしんみりとした話題はこれくらいにして、今回特記したいのは2着のディープボンド。惜しくも2着ではあるけど、3年連続。その後のニュースを見て驚いたんだけど、G1未勝利馬獲得賞金歴代1位に。天皇賞は春秋共に歴史に伝統に格式あるレースだから2着であっても賞金はすごい。何より、オレの天皇賞(春)馬券的中3連覇に貢献。3年間ずっと買ってた証明。オレが3年間熟成の味噌なら継ぎ足しのタレ。G1タイトル持ちの強豪相手でも印を消すに消せない、ワンチャンあるんじゃないかな?と推してた馬。オッズを見てちょうどよかった、っていう現実的な理由もあったかもしれない。けど、初の有馬記念的中にも貢献した馬。それを考えての馬単マルチでもある。馬連で200円とか重ねて買う選択肢もあったけど、もしかしたら初タイトルもあるんじゃないか、っていう期待。結果として2着は悔しいかもしれないけど、この2着は純粋に褒めたい。全然上手くないけど、2着銀メダルでまさにいぶし銀。3着に来てる銀、シルヴァーには勝ってるっていう不思議。競馬始めた縁の1つに銀*2があるから、オレにとって銀は栄誉

 

総論というか今回のオチ

馬券は的中したけど、いつも通りの買い方でなら万馬券もあったのに逃すという。買ったら来ないし、買わなかったら来る、あの人の呪いと一緒。タイトルホルダーの競走中止が呪いだ!と一時トレンドに入ってたけど、それはちょっと違うだろ、と。いくらなんでも競走中止まで呪いというネタ扱いするのは人にも馬にも失礼。まだオレが買ったせいでディープボンド2着じゃねーか、と言われた方が分かる。けど今回、本命が1着になれないジンクスは発動せず。的中してるだけ呪いの力は弱いっぽいし、何より今回はケースが違う。というか本命が1着になれないってのは、3連複で買うにあたり3着圏内最有力で本命を決めているから、なだけで『本命=1着予想』とはまた違うんだがな。本来の意味でならそれ↑で合ってると思うけど、印は馬券の買い方から反映されるものでもあるし、人それぞれでいろいろなんだと思う。それにこの3年間の的中は、競馬の師匠である【艦長】とSkype通話で予想会をして吟味、厳選した結果だったりもする。こちらは直近の成績とか推しのフィーリングで印決めてるのに対し、ガチガチのデータでは説得力が違う。その上で手広く買えば数撃ちゃ当たるの結果論だ。あちらは遠距離からでも確実に狙うライフルに対して、こちらは良くてアサルトライフルかランクダウンしてハンドガン程度のものだ。今回はCQC対応でいい感じに決まったと言えなくも無いが、1着本命を決める慧眼、心眼はまだまだ。内枠1番のジャスティンパレスが良いぞ、実力も十分でオッズ的にも良いんじゃないか、と思えるようになった点だけは成長してるのかもしれない

それはそうとトラッキングシステム導入がゲームの世界みたいでカッコイイ。これまでのレース映像だと素人目では少し分かりにくかった部分が一気に鮮明化した感じだ。加速、減速、左右の移動、なるほど、こんな感じなのか。ジョッキーカメラもなかなかの迫力。今回は馬場が微妙に悪かったから中継映像でも土が飛んでた。ジョッキー視点だと、うおぉスゲェ!映像を楽しみつつ、レース展開予想の参考になれば良いかな

新システム導入に便乗というわけではないけど、今回からnetkeibaさんの印予想画像を使用。Twitterの字数削減になるし、画像の方が分かりやすく何より見映えが良い。スマホにも画像として残るのがまた良い。ゲーム関連の画像と合わせてスマホのストレージを順調に圧迫。こんな感じで染まっていくのです。ブログの方も注釈機能を使ってみました。この方が読み返す時邪魔にならない感じに

 

タイトルホルダー復活を祈って次走に期待。天皇賞(春)みたく気持ち1周半して逆に万馬券ハズレて良かった気もしてきた。記念すべき万馬券がコレではダメだ。伏線回収というわけではないけど、『氷菓』繋がりで今レースはI scream.ある意味、淀の坂の洗礼なのかも。連敗街道脱して上昇なるか

 

不定期で続く