※Just Because!(アニメ・小説)感想
では、始めましょう
一途に、そう思い続ける恋愛と、憧れからの片思いと、真っすぐに人と向き合う物語
ラノベという扱いにしてしまうと、萌え中心で美少女が脱いだり脱げたりと露出度高めな作品が多い印象だが、この作品にはそれが無い。と言っても、キャラクター原案が某たわわの人なのでそう見えてしまうのだがこれはなかなか読みごたえもあるし、思い切ったファンタジーでもなければ異世界モノでもない
LINEを使ってやり取りをする、今時の高校生の恋愛事情についてリアリティのある作品だった。もっとも、異世界モノやファンタジーが好きな人にとっては違う印象なのかもしれないが、これはアラサーである僕の世代的な好みの問題もあるかもしれない
転校して戻ってきた主人公と、
絶賛片思い中の親友
引っ越しを境に連絡しなくなる…なんてのは実体験があるので共感が出来た。僕の時代は携帯が普及したばかりで、頑張ってメール程度
いまでこそSNSやらLINEというツールがあるわけで、そう簡単に音信不通になるわけないだろう、なんて思っていたが、物理的に近くにいたときは…つまりは同じ学校に通っていたときは難なく話すことが出来たけど、いざ環境が変わると話すことが無くなって、
『あけおめー』
なんてメールにLINEをするだけになってしまう
一年に一回
友達という関係は本当に曖昧で、それだけで友達でいられる人も居れば、疎遠になってしまった途端、何処か他人行儀になってしまったりと様々だ
僕は今でこそ近くても遠くても分け隔てなく接することが出来たが、精神がしっかり完成していなかった高校生、大学生1,2年生までは今以上に沈んでいた
それでも、誰かを一途に思い続けていた主人公
想い相手はその親友が片思い中で、
親友は親友で別に好きな人が居るという
そして主人公を好きになる子がもう一人…
高校三年生、しかも受験期
こんな時によくもまあ恋愛事情で悶々とできるなあ、という空気の読めない感想はさて置いて、そんな難しい状況だからこそ頭が働いて頑張れるという、言っちゃ悪いが主人公補正というか、羨ましい青春しているなあコノヤロー
と、序盤は冷ややかに見ていた
それでも、誰かを想い続けるという意思の強さに感動した
あくまでフィクションとはいえ、正直僕にはこれが足りない
そう、特定の誰かを好きになれない
『1番』というのを決められないタイプ
誰でもいいから付き合いたい
ってわけではない
付き合うからには、と色々考えてしまう性格
それ故に色々と重いと言われがち
遠目で見ているくらいがちょうどいいというか
近距離恋愛が苦手なんだろう
だからと言って遠距離恋愛が得意ってわけでもないが
だからこそ、か
消しゴム1つで思い続けいた感情
失恋とはまた違うんだろうな
なんかこう…
アイドルとか二次元が好き…みたいな?
語彙力低いとか言わないように…
恋愛関係やら恋愛事情ってのは学問としてどうこうできるジャンルじゃないし、動物みたいな求愛行動ってのが無い分野だからね…
何度かコクられた経験はあるけど、
泣かせてばっかりの人生…
(うち数人が同性だったことは封印したい)
青春に恋愛を味覚として
『甘酸っぱい』っていうけど、
個人的には
コクとか苦味とか酸味、
炭酸みたいな刺激、
クセのある香りに、
時には薄く、時には濃いアルコール
カクテルみたいなもので、バラバラ
煙草とかでもそうなんだけど(僕は一応喫煙者です)
どれが1番ってものは無い
好きか嫌いかはあるけど
だからダメということもない
あくまでフィクションだから
恋愛の参考にすることはオススメしない
受験シーズンは受験に集中するように!
それが終わって、
心の整理が出来てから
各自で頑張ってください
僕はもう恋愛じゃなくて、
付き合ってからその先の結婚とか考えるべき…
交際までの過程より
交際してからの過程
でもそっち系ジャンルはどうしても薄い本寄りになる
1番面白いところなのにね